Vol.06,07 TGR 86/BRZ Race 2018 十勝スピードウェイ
2018.08.22
8月16日(木)走行練習
2018年 86/BRZレースの第6・7戦目が北海道の【十勝スピードウェイ】で行われた。今回は、クラブマン1台(#316 樋口千樹選手)プロクラス2台(#32 市森友明選手・#90 阪口良平選手)の計3台でのエントリーである。
十勝スピードウェイは、バンクがなく約90度近いコーナーが10箇所あるのが特徴だ。
#316の樋口千樹選手から車両のメンテナンスのご依頼のきっかけとなったのが十勝スピードウェイである。大阪トヨタ86レーシングにとっても思い出深いサーキットとなっている。
8月16日(木)より走行練習が始まる為、大阪トヨタ86レーシングはサーキット入りをし、車両のセットアップを開始。
今回はGR Garage ASAHIのメンバー3人(辻野・小山・鵜野)で参加。この日は、クラブマンのみでの走行練習を開始するが、朝からの大雨が止まず、午前中の2本で終了となった。
8月17日(金)クラブマンクラス練習
この日からプロクラスのドライバーも加わり練習を開始。この日はプロクラス4本・クラブマンクラス4本の走行枠で持込みセットの確認を行う。天候は晴れ。最高気温21.2℃・最高路温33.9℃・湿度49%と、過ごしやすい1日になった。
プロクラスの1枠目が終わった後、#32 市森友明選手のミッションに不具合が生じた。すぐさまエンジニアは不具合を確認し、ミッションの交換作業へと取り組んだ。
無事にミッション交換も終わり#32 市森友明選手も走行練習を再開できた。車両のセッティングを変更し、タイヤの内圧も微調整し、車の調子を見ていく事にした。タイヤ内圧は細かく把握できたが、車両の挙動でまだ悩む部分があり、明日の専有走行までに調整をしていく事となる。
8月18日(土)専有走行
本日はプロクラスとクラブマンの専有走行の日だ。天候は晴れ。最高路温29.7℃。昨日に比べ気温・路温ともに下がる1日になった。
専有走行までの2本の走行枠で最終調整をし、専有走行へと挑んだ。専有走行は、プロクラス・クラブマンの順番だ。
専有走行の結果は#90 阪口良平選手が16番手。#32 市森友明選手が20番手。クラブマン#316 樋口千樹選手12番手となった。
タイヤの内圧が決まりつつあり、翌日の予選に向けて車両の最終セットアップを行う。
8月19日(日)予選・決勝
天候は晴れ。今回のレースは1Day(同じ日に予選・決勝が開催される事)となっており、予選・決勝①・決勝②と、決勝が2回開催される。予選の1stタイムが決勝①のグリッド、2stタイムが決勝②のグリッドとなる。
使用出来るタイヤ本数は8本となり、予選の途中でタイヤ交換を行うという各チームの戦略が順位に大きく影響する今までにないレース運びとなる。
運命の予選が始まった。まずはクラブマンからの予選となる。#316 樋口千樹選手は決勝①11番グリッド確定。決勝②12番グリッド確定となった。
次にプロクラスの予選となる。#32 市森友明選手は決勝①21番グリッド確定。決勝②20番グリッド確定。#90 阪口良平選手決勝①12番グリッド確定。決勝②8番グリッド確定となった。
約2時間後にクラブマンの決勝①が開始となった。11番グリッドからスタートしたが周りのアクシデントにも絡まれ結果16位フィニッシュとなる。
次にプロクラスの決勝①が開始。#90 阪口良平選手は混戦の中位置をキープしたまま12位フィニッシュ。#32 市森友明選手は5台を追い抜き、16位フィニッシュとなる。
そしてクラブマンの決勝②が開始。混戦の中だったが力強い走りをみせ14位フィニッシュとなった。最後にプロクラスの決勝②が開始となった。#90 阪口良平選手はスタートダッシュを決め一度順位をあげるものの、結果10位フィニッシュとなる。#32 市森友明選手はまたもや5台抜きを達成し、15位フィニッシュとなる。#90 阪口良平選手が10位に入賞した。
今回のレースウィークは色々な課題が残り、そして反省しなければいけない点も多々出てきた。ドライバーとエンジニアでより一層密になり話し合いをして次戦に備える。 次戦は第8戦9月22日(土)・23日(日)栃木県【ツインリングもてぎ】で開催されます。
最終戦は10月27日(土)・28日(日)三重県【鈴鹿サーキット】で開催されます。
ドライバー コメント
#90 阪口選手
金曜日からの走り出しからオーバーステア(後ろタイヤが横滑りする)が止まらなく、セッティングを変更しても改善されず迷路にはまりそうになりました。
ですがTEAMで色々と2台でセットアップし土曜日の専有走行では中古タイヤでも良いフィーリングになってきました。
予選は12番手・8番手。今回から持ち込まれた他メーカーNEWタイヤの装着車が上位半数を占める結果となり、それを除けば悪くない順位なので大阪トヨタTEAMは辛い状況の中、少しは持ち応えたと思っています。
決勝は10位・12位と接触・シフトミスなどもあり1ポイント獲得のみとなりましたが課題もはっきり解ったので次戦ツインリングもてぎでは走り出しから速さを見せたいと思います。
#32 市森選手
練習日までの良い流れを維持できませんでした。多少トラブルもあったりで、今回は色々と反省ばかりです。かなり準備したので残念です。次回のツインリングもてぎは頑張ります
2018年 86/BRZレースの第6・7戦目が北海道の【十勝スピードウェイ】で行われた。今回は、クラブマン1台(#316 樋口千樹選手)プロクラス2台(#32 市森友明選手・#90 阪口良平選手)の計3台でのエントリーである。
十勝スピードウェイは、バンクがなく約90度近いコーナーが10箇所あるのが特徴だ。
#316の樋口千樹選手から車両のメンテナンスのご依頼のきっかけとなったのが十勝スピードウェイである。大阪トヨタ86レーシングにとっても思い出深いサーキットとなっている。
8月16日(木)より走行練習が始まる為、大阪トヨタ86レーシングはサーキット入りをし、車両のセットアップを開始。
今回はGR Garage ASAHIのメンバー3人(辻野・小山・鵜野)で参加。この日は、クラブマンのみでの走行練習を開始するが、朝からの大雨が止まず、午前中の2本で終了となった。
8月17日(金)クラブマンクラス練習
この日からプロクラスのドライバーも加わり練習を開始。この日はプロクラス4本・クラブマンクラス4本の走行枠で持込みセットの確認を行う。天候は晴れ。最高気温21.2℃・最高路温33.9℃・湿度49%と、過ごしやすい1日になった。
プロクラスの1枠目が終わった後、#32 市森友明選手のミッションに不具合が生じた。すぐさまエンジニアは不具合を確認し、ミッションの交換作業へと取り組んだ。
無事にミッション交換も終わり#32 市森友明選手も走行練習を再開できた。車両のセッティングを変更し、タイヤの内圧も微調整し、車の調子を見ていく事にした。タイヤ内圧は細かく把握できたが、車両の挙動でまだ悩む部分があり、明日の専有走行までに調整をしていく事となる。
8月18日(土)専有走行
本日はプロクラスとクラブマンの専有走行の日だ。天候は晴れ。最高路温29.7℃。昨日に比べ気温・路温ともに下がる1日になった。
専有走行までの2本の走行枠で最終調整をし、専有走行へと挑んだ。専有走行は、プロクラス・クラブマンの順番だ。
専有走行の結果は#90 阪口良平選手が16番手。#32 市森友明選手が20番手。クラブマン#316 樋口千樹選手12番手となった。
タイヤの内圧が決まりつつあり、翌日の予選に向けて車両の最終セットアップを行う。
8月19日(日)予選・決勝
天候は晴れ。今回のレースは1Day(同じ日に予選・決勝が開催される事)となっており、予選・決勝①・決勝②と、決勝が2回開催される。予選の1stタイムが決勝①のグリッド、2stタイムが決勝②のグリッドとなる。
使用出来るタイヤ本数は8本となり、予選の途中でタイヤ交換を行うという各チームの戦略が順位に大きく影響する今までにないレース運びとなる。
運命の予選が始まった。まずはクラブマンからの予選となる。#316 樋口千樹選手は決勝①11番グリッド確定。決勝②12番グリッド確定となった。
次にプロクラスの予選となる。#32 市森友明選手は決勝①21番グリッド確定。決勝②20番グリッド確定。#90 阪口良平選手決勝①12番グリッド確定。決勝②8番グリッド確定となった。
約2時間後にクラブマンの決勝①が開始となった。11番グリッドからスタートしたが周りのアクシデントにも絡まれ結果16位フィニッシュとなる。
次にプロクラスの決勝①が開始。#90 阪口良平選手は混戦の中位置をキープしたまま12位フィニッシュ。#32 市森友明選手は5台を追い抜き、16位フィニッシュとなる。
そしてクラブマンの決勝②が開始。混戦の中だったが力強い走りをみせ14位フィニッシュとなった。最後にプロクラスの決勝②が開始となった。#90 阪口良平選手はスタートダッシュを決め一度順位をあげるものの、結果10位フィニッシュとなる。#32 市森友明選手はまたもや5台抜きを達成し、15位フィニッシュとなる。#90 阪口良平選手が10位に入賞した。
今回のレースウィークは色々な課題が残り、そして反省しなければいけない点も多々出てきた。ドライバーとエンジニアでより一層密になり話し合いをして次戦に備える。 次戦は第8戦9月22日(土)・23日(日)栃木県【ツインリングもてぎ】で開催されます。
最終戦は10月27日(土)・28日(日)三重県【鈴鹿サーキット】で開催されます。
ドライバー コメント
#90 阪口選手
金曜日からの走り出しからオーバーステア(後ろタイヤが横滑りする)が止まらなく、セッティングを変更しても改善されず迷路にはまりそうになりました。
ですがTEAMで色々と2台でセットアップし土曜日の専有走行では中古タイヤでも良いフィーリングになってきました。
予選は12番手・8番手。今回から持ち込まれた他メーカーNEWタイヤの装着車が上位半数を占める結果となり、それを除けば悪くない順位なので大阪トヨタTEAMは辛い状況の中、少しは持ち応えたと思っています。
決勝は10位・12位と接触・シフトミスなどもあり1ポイント獲得のみとなりましたが課題もはっきり解ったので次戦ツインリングもてぎでは走り出しから速さを見せたいと思います。
#32 市森選手
練習日までの良い流れを維持できませんでした。多少トラブルもあったりで、今回は色々と反省ばかりです。かなり準備したので残念です。次回のツインリングもてぎは頑張ります