Vol.04 TGR 86/BRZ Race 2018 岡山国際サーキット
2018.06.27
6月21日(木)走行練習
2018年 86/BRZレースの第4戦目が岡山県の【岡山国際サーキット】で開催された。
今回は、クラブマン2台(#861 松島順也選手・#316 樋口千樹選手)プロクラス2台(#32 市森友明選手・#90 阪口良平選手)の計4台でのエントリーである。
岡山国際サーキットは、2本のストレートを合計13のコーナーで繋ぐ構成の、テクニカルサーキットとなっている。抜きどころが少ないコースでもある。 #316 樋口選手から今回も大阪トヨタ 86 レーシングに車両のメンテナンスとレース時のバックアップのご依頼を頂いた。
6月21日(木)より走行練習が始まる為、大阪トヨタ 86 レーシングはサーキット入りをし、車両のセットアップを開始。
今回もエンジニア研修として、サンテラス布施から1名、レクサス大阪中央から1名、計2名のエンジニアが参加。天候は晴れ。
最高温度28.3℃・最高路温 44.5℃・湿度73%とジメジメと暑い1日になった。練習走行がプロクラス・クラブマンと各3本ずつあった。
プロクラス3本目が終わった後に#32 市森選手がブレーキに違和感を生じた。急遽ブレーキ系統を交換して、4本目の走行枠を走行する事になった。
ブレーキの違和感もなくなり、安心して走行が出来る様になり、翌日の専有走行に挑む事となる。
6月22日(金)専有走行
専有走行の日がやってきた。天候は朝から晴れ。最高気温27.4℃・最高路温44.2℃・湿度54%と暑い1日になった。
今回は専有走行の前にプロクラス1本、クラブマン2本と走行枠があった為、少し車両のセットアップを変化させて走行練習を行った。
専有走行に向けての準備も終わり、内圧データの準備も終わり専有走行に挑んだ。結果、クラブマン#861 松島選手20位・#316 樋口選手23位。
プロクラス#90 阪口選手1位・#32 市森選手6位となった。順位的にも車の調子も良く、タイヤの内圧が決まりつつあり翌日の予選を待つだけになった。
6月23日(土)予選
予選の日がやってきた。天気は雨。
まず初めにクラブマンの予選時間がやってきた。雨は止んでいたが路面に水が残っている状態での走行になった。結果#861松島選手Bレース14番グリッド。#316 樋口選手Bレース16番グリッドとなった。
そしてプロクラスの予選が始まった。プロクラスの走行時には路面に水もなくなり完全ドライになっていた。結果は、#90 阪口選手5番グリッド確定。#32 市森選手9番グリッド確定となった。
プロクラス2台はポイント争いが繰り広げられそうだ。明日の決勝に向けてエンジニアと選手の最後の準備が始まった。
6月24日(日)決勝
運命の決勝の日がやってきた。天候は晴れ。
クラブマンBレース決勝。#861 松島選手は10台抜きを達成し6位でチェッカーフラッグ。#316 樋口選手は8台抜きを達成し8位でチェッカーフラッグとなった。
約2時間後にプロクラスの決勝が始まった。#90 阪口選手・#32 市森選手共にペースが良く前の車に近づくが、抜くのが難しいコースだけに順位を上げる事がなかなか出来ない状況になった。結果#90 阪口選手5位チェッカーフラッグ。#32 市森選手は1つ順位を上げ8位チェッカーフラッグとなった。
大阪トヨタ86レーシングでは3回目となるW入賞(プロクラス)を達成した。
今回、課題が残る部分もあり、そして新たな課題が増えたのでエンジニアとドライバーで話し合いを行い次戦に備える。
次戦は第5戦7月21日(土)・22日(日)静岡県【富士スピードウェイ】で開催します。
次々戦は第6戦8月18日(土)・19日(日)北海道【十勝スピードウェイ】で開催します。
ドライバー コメント
#90 阪口選手
TEST走行・専有走行までは完璧な状態でした。しかし予選で気温が一気に下がった事によりフィーリングが悪い方向に変化しました。決勝はスタートで1台をパスし4番手になりましたがWヘアピンコーナーでの混乱で軽い接触が有りペースの違うマシーンに前に行かれてしまいバトルのまま順位キープとなってしまいました。非常に悔しい結果になりましたがTEAMの速さは見せれたと思います。第5戦もTEAM一丸で頑張ります。
#32 市森選手
予選は予想外の低温と最終コーナーでの小さいミスで順位を3つほど落としました。これがこのレースのシビアさだと思います。決勝レースではペースは良かったのですが、狭い岡山ではオーバーテイク出来ず、8位入賞が精一杯でした。次は得意な富士です。頑張ります。
#316 樋口選手
岡山国際サーキットでのレイン路面を経験した事がない自分には良い経験になったが、結果を出す事の難しさを改めて感じた。地元十勝大会では、大阪トヨタ86レーシング初のクラブマンポイントを獲得したい。
#861 松島選手
コースコンディションが変化する中、状況に合わせた運転ができずBレースになりました。レースで順位を上げることができたがタイム的にはまだまだの状況なので再度運転を見直し、次回頑張ります。応援よろしくお願い致します。
エンジニア コメント
○サンテラス布施 谷浦さん
タイヤのエアーでレースのタイムが大きく変わるのでとてもシビアに調整が必要な事が分かった。
○レクサス大阪中央 小峰さん
ボルト1本1本の締付けの大事さや、タイヤの内圧の少しの差でのレース順位の変わり方を学びました。
2018年 86/BRZレースの第4戦目が岡山県の【岡山国際サーキット】で開催された。
今回は、クラブマン2台(#861 松島順也選手・#316 樋口千樹選手)プロクラス2台(#32 市森友明選手・#90 阪口良平選手)の計4台でのエントリーである。
岡山国際サーキットは、2本のストレートを合計13のコーナーで繋ぐ構成の、テクニカルサーキットとなっている。抜きどころが少ないコースでもある。 #316 樋口選手から今回も大阪トヨタ 86 レーシングに車両のメンテナンスとレース時のバックアップのご依頼を頂いた。
今回もエンジニア研修として、サンテラス布施から1名、レクサス大阪中央から1名、計2名のエンジニアが参加。天候は晴れ。
最高温度28.3℃・最高路温 44.5℃・湿度73%とジメジメと暑い1日になった。練習走行がプロクラス・クラブマンと各3本ずつあった。
プロクラス3本目が終わった後に#32 市森選手がブレーキに違和感を生じた。急遽ブレーキ系統を交換して、4本目の走行枠を走行する事になった。
ブレーキの違和感もなくなり、安心して走行が出来る様になり、翌日の専有走行に挑む事となる。
6月22日(金)専有走行
専有走行の日がやってきた。天候は朝から晴れ。最高気温27.4℃・最高路温44.2℃・湿度54%と暑い1日になった。
今回は専有走行の前にプロクラス1本、クラブマン2本と走行枠があった為、少し車両のセットアップを変化させて走行練習を行った。
専有走行に向けての準備も終わり、内圧データの準備も終わり専有走行に挑んだ。結果、クラブマン#861 松島選手20位・#316 樋口選手23位。
プロクラス#90 阪口選手1位・#32 市森選手6位となった。順位的にも車の調子も良く、タイヤの内圧が決まりつつあり翌日の予選を待つだけになった。
6月23日(土)予選
予選の日がやってきた。天気は雨。
まず初めにクラブマンの予選時間がやってきた。雨は止んでいたが路面に水が残っている状態での走行になった。結果#861松島選手Bレース14番グリッド。#316 樋口選手Bレース16番グリッドとなった。
そしてプロクラスの予選が始まった。プロクラスの走行時には路面に水もなくなり完全ドライになっていた。結果は、#90 阪口選手5番グリッド確定。#32 市森選手9番グリッド確定となった。
プロクラス2台はポイント争いが繰り広げられそうだ。明日の決勝に向けてエンジニアと選手の最後の準備が始まった。
6月24日(日)決勝
運命の決勝の日がやってきた。天候は晴れ。
クラブマンBレース決勝。#861 松島選手は10台抜きを達成し6位でチェッカーフラッグ。#316 樋口選手は8台抜きを達成し8位でチェッカーフラッグとなった。
約2時間後にプロクラスの決勝が始まった。#90 阪口選手・#32 市森選手共にペースが良く前の車に近づくが、抜くのが難しいコースだけに順位を上げる事がなかなか出来ない状況になった。結果#90 阪口選手5位チェッカーフラッグ。#32 市森選手は1つ順位を上げ8位チェッカーフラッグとなった。
大阪トヨタ86レーシングでは3回目となるW入賞(プロクラス)を達成した。
今回、課題が残る部分もあり、そして新たな課題が増えたのでエンジニアとドライバーで話し合いを行い次戦に備える。
次戦は第5戦7月21日(土)・22日(日)静岡県【富士スピードウェイ】で開催します。
次々戦は第6戦8月18日(土)・19日(日)北海道【十勝スピードウェイ】で開催します。
ドライバー コメント
#90 阪口選手
TEST走行・専有走行までは完璧な状態でした。しかし予選で気温が一気に下がった事によりフィーリングが悪い方向に変化しました。決勝はスタートで1台をパスし4番手になりましたがWヘアピンコーナーでの混乱で軽い接触が有りペースの違うマシーンに前に行かれてしまいバトルのまま順位キープとなってしまいました。非常に悔しい結果になりましたがTEAMの速さは見せれたと思います。第5戦もTEAM一丸で頑張ります。
#32 市森選手
予選は予想外の低温と最終コーナーでの小さいミスで順位を3つほど落としました。これがこのレースのシビアさだと思います。決勝レースではペースは良かったのですが、狭い岡山ではオーバーテイク出来ず、8位入賞が精一杯でした。次は得意な富士です。頑張ります。
#316 樋口選手
岡山国際サーキットでのレイン路面を経験した事がない自分には良い経験になったが、結果を出す事の難しさを改めて感じた。地元十勝大会では、大阪トヨタ86レーシング初のクラブマンポイントを獲得したい。
#861 松島選手
コースコンディションが変化する中、状況に合わせた運転ができずBレースになりました。レースで順位を上げることができたがタイム的にはまだまだの状況なので再度運転を見直し、次回頑張ります。応援よろしくお願い致します。
エンジニア コメント
○サンテラス布施 谷浦さん
タイヤのエアーでレースのタイムが大きく変わるのでとてもシビアに調整が必要な事が分かった。
○レクサス大阪中央 小峰さん
ボルト1本1本の締付けの大事さや、タイヤの内圧の少しの差でのレース順位の変わり方を学びました。