Vol.02 TGR 86/BRZ Race 2016 岡山国際サーキット
2016.04.27
4月21日(木)練習走行
86/BRZ RACE第2戦、岡山国際サーキットは我々大阪トヨタ86レーシングチームにとってテストで使用するサーキットであり、今年も昨年同様、新人エンジニア研修を兼ねて参加します。
昨年はタイヤのモデルチェンジに戸惑い、性能を引き出すことが出来ずに悔しい思いをしたサーキットです。昨年度の経験を活かすことが今年のテーマでもあるので、今回は事前に打合せを行いストラテジーを立てて挑みました。しかし、天候は朝から雨が降る予報、チームは急遽雨のストラテジーも立てレースウィークを向かえました。予想通り当日は雨模様。持込みSETで車両の状態をチェックする予定でしたが、初日はブレーキの当たり付けのみで完了し、車両の感触を得ることができず。
今回もエンジニアは店舗のエンジニアを中心に研修スタイルで実施。希望者のエンジニアを含む5名の参加。その中の3名は昨年実施した新人エンジニア研修に参加したエンジニア。ハチロク研修に参加した社員のハチロク購入率も高く、車に触れることの重要性を実感します。店舗でも活かしていければと思います。
4月22日(金)専有走行
昨日の雨の影響で朝の練習走行を1本増やし専有走行に挑むことになりました。
他チームの情報を素早くキャッチし対応することが望まれ、エンジニア達は非常に忙しくなる1日となる。
今回は若いエンジニアが多く、対応できるのか不安でしたが、専有走行は5位のタイムで終了。
感触は上々ですが、他チームも雨の影響でセッティングが合わせ切れていないところを考えると、冷静にみて10位前後とあと一歩の仕上がりです。
午後の練習走行では足回りの微調整などで若干のタイムアップは図れたもののトップとはまだまだ差が詰め切れず、予選に向けた最後の整備に時間を費やすこととなる。
トランスミッションも異常が見られ、急遽エンジニア達は交換作業を行いました。タイヤが高性能になり、ブレーキの負担が大きく、課題となって出てきましたが、ブレーキの当たり付とタイヤの感触を確認し2日目を終了しました。
4月23日(土)予選
昨年度の岡山国際サーキットでの予選ではアウトラップで渋滞し、タイヤが暖まらない状況でアタックを余儀なくされた。
今回は経験を活かしベストスタートを切るも、結果は10位。
専有走行から順位を落とす結果となるが、車両の仕上り状況からみるとベストアタックとなりトモアキ選手は満足な顔を見せた。
1秒以内に22台がひしめく大熱戦となった今回のプロクラス。明日の決勝は2戦連続でのポイントゲットにチャレンジすることになる。
岡山の夜は恒例の「和歌山トヨタのメンバーとの意見交換会」。
レースウィークの短い期間での経験談を若いエンジニア達が話し合い仲間意識が高まる。店舗に帰ってもお互いの刺激になればと願います。共に決勝レースでの健闘を誓い合い意見交換会が終了。
4月24日(日)決勝
朝から大阪トヨタの新人エンジニア31人がレース体験の研修の為、岡山国際サーキットに集合した。
決勝レース前の緊張感が高まる中にもかかわらず、トモアキ選手はエンジニア達に86/BRZレースの見どころや車両の解説で楽しませてくれた。
エンジニア達の気持ちが高まりスタートの準備も進む。スターティンググリットでゼッケン32を囲むエンジニア達の声援を受け気合が入るトモアキ選手。
シグナルが変わりスタート!第1・第2コーナーと混戦の中、アウトに膨らむ車両を交わせず接触し順位を落とす。
2周目も混戦となり第2コーナーに向かうところでコース外へ押出され砂煙をたてる。
一次、14番手まで順位を落とすが、ジワリと前方に迫り11位まで順位を上げるが服部選手を捕まえることができない。
逆に後半はタイヤが辛くなりペースを上げることが出来ない。
初戦でシリーズ初ポイントを獲得したが、ポイント圏内の10位に届かず11位でフィニッシュを向かえた。
トモアキ選手はパドックに車を戻し悔しそうな表情を見せるが、精一杯のドライブには満足した様子。
応援のエンジニア達にもレースの状況を話し、楽しませてくれた。最善を尽くしたチームに届いたリザルトには10位!の記載があった。
前方車両のペナルティによる繰上げ順位も、開幕2戦連続のポイントGETとなり次回のレースへの励みとなった。このポイントは今後に大きな影響を与えるであろう!
チーム コメント
今回は新人エンジニアの研修ということで、普段のレース以上にチームのメンバーは忙しいレースウィークを過ごすことになったと思います。
初日の雨でストラテジーが変更になる中、初参加のエンジニアには戸惑いもあったと思いますが、先輩エンジニアの指導の下、しっかりと作業をこなしていました。
最終リザルトは10位入賞で2戦連続のポイント獲得となりましたが、今回も小さなミスが重なり課題が残りました。次回も今回同様、雪辱戦となる菅生での戦いです。
日程的に厳しい状況ですが、チームの総合力を上げて戦い抜きたいと思います。
応援に駆け付けてくれた50人を超える社員の皆様のおかげで今回の結果に繋がりました。
86/BRZ RACE第2戦、岡山国際サーキットは我々大阪トヨタ86レーシングチームにとってテストで使用するサーキットであり、今年も昨年同様、新人エンジニア研修を兼ねて参加します。
昨年はタイヤのモデルチェンジに戸惑い、性能を引き出すことが出来ずに悔しい思いをしたサーキットです。昨年度の経験を活かすことが今年のテーマでもあるので、今回は事前に打合せを行いストラテジーを立てて挑みました。しかし、天候は朝から雨が降る予報、チームは急遽雨のストラテジーも立てレースウィークを向かえました。予想通り当日は雨模様。持込みSETで車両の状態をチェックする予定でしたが、初日はブレーキの当たり付けのみで完了し、車両の感触を得ることができず。
今回もエンジニアは店舗のエンジニアを中心に研修スタイルで実施。希望者のエンジニアを含む5名の参加。その中の3名は昨年実施した新人エンジニア研修に参加したエンジニア。ハチロク研修に参加した社員のハチロク購入率も高く、車に触れることの重要性を実感します。店舗でも活かしていければと思います。
4月22日(金)専有走行
昨日の雨の影響で朝の練習走行を1本増やし専有走行に挑むことになりました。
他チームの情報を素早くキャッチし対応することが望まれ、エンジニア達は非常に忙しくなる1日となる。
今回は若いエンジニアが多く、対応できるのか不安でしたが、専有走行は5位のタイムで終了。
感触は上々ですが、他チームも雨の影響でセッティングが合わせ切れていないところを考えると、冷静にみて10位前後とあと一歩の仕上がりです。
午後の練習走行では足回りの微調整などで若干のタイムアップは図れたもののトップとはまだまだ差が詰め切れず、予選に向けた最後の整備に時間を費やすこととなる。
トランスミッションも異常が見られ、急遽エンジニア達は交換作業を行いました。タイヤが高性能になり、ブレーキの負担が大きく、課題となって出てきましたが、ブレーキの当たり付とタイヤの感触を確認し2日目を終了しました。
4月23日(土)予選
昨年度の岡山国際サーキットでの予選ではアウトラップで渋滞し、タイヤが暖まらない状況でアタックを余儀なくされた。
今回は経験を活かしベストスタートを切るも、結果は10位。
専有走行から順位を落とす結果となるが、車両の仕上り状況からみるとベストアタックとなりトモアキ選手は満足な顔を見せた。
1秒以内に22台がひしめく大熱戦となった今回のプロクラス。明日の決勝は2戦連続でのポイントゲットにチャレンジすることになる。
岡山の夜は恒例の「和歌山トヨタのメンバーとの意見交換会」。
レースウィークの短い期間での経験談を若いエンジニア達が話し合い仲間意識が高まる。店舗に帰ってもお互いの刺激になればと願います。共に決勝レースでの健闘を誓い合い意見交換会が終了。
4月24日(日)決勝
朝から大阪トヨタの新人エンジニア31人がレース体験の研修の為、岡山国際サーキットに集合した。
決勝レース前の緊張感が高まる中にもかかわらず、トモアキ選手はエンジニア達に86/BRZレースの見どころや車両の解説で楽しませてくれた。
エンジニア達の気持ちが高まりスタートの準備も進む。スターティンググリットでゼッケン32を囲むエンジニア達の声援を受け気合が入るトモアキ選手。
シグナルが変わりスタート!第1・第2コーナーと混戦の中、アウトに膨らむ車両を交わせず接触し順位を落とす。
2周目も混戦となり第2コーナーに向かうところでコース外へ押出され砂煙をたてる。
一次、14番手まで順位を落とすが、ジワリと前方に迫り11位まで順位を上げるが服部選手を捕まえることができない。
逆に後半はタイヤが辛くなりペースを上げることが出来ない。
初戦でシリーズ初ポイントを獲得したが、ポイント圏内の10位に届かず11位でフィニッシュを向かえた。
トモアキ選手はパドックに車を戻し悔しそうな表情を見せるが、精一杯のドライブには満足した様子。
応援のエンジニア達にもレースの状況を話し、楽しませてくれた。最善を尽くしたチームに届いたリザルトには10位!の記載があった。
前方車両のペナルティによる繰上げ順位も、開幕2戦連続のポイントGETとなり次回のレースへの励みとなった。このポイントは今後に大きな影響を与えるであろう!
チーム コメント
今回は新人エンジニアの研修ということで、普段のレース以上にチームのメンバーは忙しいレースウィークを過ごすことになったと思います。
初日の雨でストラテジーが変更になる中、初参加のエンジニアには戸惑いもあったと思いますが、先輩エンジニアの指導の下、しっかりと作業をこなしていました。
最終リザルトは10位入賞で2戦連続のポイント獲得となりましたが、今回も小さなミスが重なり課題が残りました。次回も今回同様、雪辱戦となる菅生での戦いです。
日程的に厳しい状況ですが、チームの総合力を上げて戦い抜きたいと思います。
応援に駆け付けてくれた50人を超える社員の皆様のおかげで今回の結果に繋がりました。