Vol.01 TGR 86/BRZ Race 2015 ツインリンクもてぎ
2015.04.01
3月26日(木)練習走行
事前に練習にも訪れレースウィーク初日に臨むが、ブレーキがきびしい・・・。
もてぎ特有のブレーキング勝負が各チームを苦しめる。 また、タイヤのレギュレーション変更も重なり、タイヤを使いこなすセッティングができていない状況での練習走行となりましたが、エンジニアの懸命の働きとグッドイヤータイヤ様のアドバイスなどもいただき徐々にタイムアップ。
初日の練習においては他チームにも遜色ないタイムまで伸ばすことができ、チームにも少し希望が見えました。
3月27日(金)予選前日
今日がエンジニアにとって一番忙しい日。
予選を好位置に引っ張り出させるために、休む間もなくマシンセッティングを繰り返す。
コースにはタイヤラバーがのってきており、他チームがタイムアップする中、大阪トヨタチームのタイムが伸びない・・・ チームスタッフに焦りがみえる。
タイヤとマシンのマッチングに時間を費やすことに頭を切り替えセットアップに集中することになる。
協賛いただいているブレーキメーカーのディクセル様からエンジニアに 「ブレーキの当たりつけ方法」などアドバイスをいただきながら夜遅くまでエンジニアはドライバーの為に懸命な作業を施し、 初戦に挑むことになった。
3月28日(土)初戦の予選
現状での最上位を目指し、大阪トヨタのチャレンジが始まった。
トモアキ選手は果敢にマシンをコントロールしタイムアタックするがタイムが伸びない・・・。
「コーナーの立ち上がりが遅い」とのコメント。マシントラブル(エンジン)である。そのまま予選は終了! 予選結果は22位/32台中となる。
予選終了後、トラブル内容を確認したトモアキ選手は不安を抱えながらエンジニアに車両の修復を委ねる。
エンジニアは故障診断を素早く済ませ、TRAルールに基づき修理を実施。 実は、このエンジントラブルが練習初日からのタイムを落としていた原因であったのだ
気持ちを切り換え、明日はトモアキ選手に賭けるしかない!
3月29日(日)決勝
早朝からトモアキ選手はスタート練習を兼ねてエンジンの状態をうかがう・・・ 「大丈夫だ!」気持ちを切り換え10周のレースに挑むことになる。
22番手スタートながら、前車をつぎつぎとパスしていくトモアキ選手! が、そこで他車にクラッシュが発生、イエローフラッグが振られ7~9周目がペースカーの誘導となり、事実上のレース終了となる。
8台抜きの14位フィニッシュとなり、大阪トヨタの第1戦のチャレンジが終了した。
ドライバー コメント
今回、ここまで準備したプロジェクトでタイムがだせず、ドライバーとしての自信を失いかけたが、ピットクルーの技術力により不具合を発見してくれたことで、ベストコンディションでレースに挑むことができました。
結果は、自信を取り戻す内容であり(8台抜き)、チーム体制についても信頼感を得ることができました。今後のレースに期待してもらいたい。
エンジニア コメント
予選までのタイム低下への対応が遅くセッティングに迷いました。
タイヤのグリップ力向上ばかりに気が行きすぎ、トータルの車両状態を確認するのが遅かった。予選までに気づいていれば結果も出せたと思います。
次回は店舗と同じように“事前準備”をしっかり行い予選からドライバーに満足できる状態で乗せたい。
チーム コメント
大阪トヨタとして初のレース活動となりますが、どこまでやれるのか・・・初戦に集中して出場しましたが、まだまだ経験のあるチームには差を感じる結果となりました。
しかし今回の戦いの中でエンジニアはしっかりと課題を見つけることが出来たと思います。
すべてを修正できると思いませんがエンジニアを信じて成長していきたいと思います。引き続き応援お願いいたします。
大阪トヨタ86レーシングチームへご協力いただいた関係各社の皆様方に感謝したい。
事前に練習にも訪れレースウィーク初日に臨むが、ブレーキがきびしい・・・。
もてぎ特有のブレーキング勝負が各チームを苦しめる。 また、タイヤのレギュレーション変更も重なり、タイヤを使いこなすセッティングができていない状況での練習走行となりましたが、エンジニアの懸命の働きとグッドイヤータイヤ様のアドバイスなどもいただき徐々にタイムアップ。
初日の練習においては他チームにも遜色ないタイムまで伸ばすことができ、チームにも少し希望が見えました。
3月27日(金)予選前日
今日がエンジニアにとって一番忙しい日。
予選を好位置に引っ張り出させるために、休む間もなくマシンセッティングを繰り返す。
コースにはタイヤラバーがのってきており、他チームがタイムアップする中、大阪トヨタチームのタイムが伸びない・・・ チームスタッフに焦りがみえる。
タイヤとマシンのマッチングに時間を費やすことに頭を切り替えセットアップに集中することになる。
協賛いただいているブレーキメーカーのディクセル様からエンジニアに 「ブレーキの当たりつけ方法」などアドバイスをいただきながら夜遅くまでエンジニアはドライバーの為に懸命な作業を施し、 初戦に挑むことになった。
3月28日(土)初戦の予選
現状での最上位を目指し、大阪トヨタのチャレンジが始まった。
トモアキ選手は果敢にマシンをコントロールしタイムアタックするがタイムが伸びない・・・。
「コーナーの立ち上がりが遅い」とのコメント。マシントラブル(エンジン)である。そのまま予選は終了! 予選結果は22位/32台中となる。
予選終了後、トラブル内容を確認したトモアキ選手は不安を抱えながらエンジニアに車両の修復を委ねる。
エンジニアは故障診断を素早く済ませ、TRAルールに基づき修理を実施。 実は、このエンジントラブルが練習初日からのタイムを落としていた原因であったのだ
気持ちを切り換え、明日はトモアキ選手に賭けるしかない!
3月29日(日)決勝
早朝からトモアキ選手はスタート練習を兼ねてエンジンの状態をうかがう・・・ 「大丈夫だ!」気持ちを切り換え10周のレースに挑むことになる。
22番手スタートながら、前車をつぎつぎとパスしていくトモアキ選手! が、そこで他車にクラッシュが発生、イエローフラッグが振られ7~9周目がペースカーの誘導となり、事実上のレース終了となる。
8台抜きの14位フィニッシュとなり、大阪トヨタの第1戦のチャレンジが終了した。
ドライバー コメント
今回、ここまで準備したプロジェクトでタイムがだせず、ドライバーとしての自信を失いかけたが、ピットクルーの技術力により不具合を発見してくれたことで、ベストコンディションでレースに挑むことができました。
結果は、自信を取り戻す内容であり(8台抜き)、チーム体制についても信頼感を得ることができました。今後のレースに期待してもらいたい。
エンジニア コメント
予選までのタイム低下への対応が遅くセッティングに迷いました。
タイヤのグリップ力向上ばかりに気が行きすぎ、トータルの車両状態を確認するのが遅かった。予選までに気づいていれば結果も出せたと思います。
次回は店舗と同じように“事前準備”をしっかり行い予選からドライバーに満足できる状態で乗せたい。
チーム コメント
大阪トヨタとして初のレース活動となりますが、どこまでやれるのか・・・初戦に集中して出場しましたが、まだまだ経験のあるチームには差を感じる結果となりました。
しかし今回の戦いの中でエンジニアはしっかりと課題を見つけることが出来たと思います。
すべてを修正できると思いませんがエンジニアを信じて成長していきたいと思います。引き続き応援お願いいたします。
大阪トヨタ86レーシングチームへご協力いただいた関係各社の皆様方に感謝したい。