Vol.02 TGR 86/BRZ Race 2015 岡山国際サーキット
2015.04.29
4月23日(木)レースウィーク初日(練習走行)
レースウイーク初日、今回、新しいエンジニア2名の参加と限られた時間で効率良く作業をする事を目的とし、 工程管理板を導入し、レーススケジュール管理を行う試みをしました。
エンジニア歴10年になる松屋町店泰永さんですが、初日からてきぱきと作業をこなしていくものの、 「初めてのことばかりで、自分がどの位い貢献できているのか全く分からず、作業をこなすことで精一杯でした。」
と小坂田チーフエンジニアに本音を語りながらも、レース活動の中に本来のエンジニアの責任を再認識していました。
車のセッティングは、初日からオーバーステア気味の症状が出て、色々セットを変更するも、納得のいくセッティングができず明日の練習に持ち越すカタチとなった。
4月24日(金)予選前日
前日の、オーバーステア気味のセッティングを何とかしたいという思いで、再度、足廻りのセット見直し、 タイヤのセット見直し、アライメントの確認と、少しでもオーバーステアを解消する調整を行いました。
その結果、GYタイヤ勢の中では、トップクラスのタイムを叩き出し、他社タイヤ勢に引けを取らないタイムで、明日の予選に挑むかたちとなった。
夕方には、昨年から続けて一緒に86レースを戦っている和歌山トヨタ自動車殿(クラブマンクラス出場) と懇親会を兼ねて合同の86ミーティングが行われ、ハチロク談義が始まる。
トモアキ選手が和歌山トヨタ社員の西本選手にドライビングアドバイスを伝授、メンテナンス等の話しにも花が咲き、 チームスタッフ全員が気持ちを切り替え予選に臨むこととなる。
4月25日(土)予選
例年では、ピットにとどまり自分のタイミングで予選タイムアタックに入るのだが、今年度は順次コースインするルールに変更となる。
その為、タイヤ・ブレーキを温めるアウトラップ(ウォーミングアップ走行)で渋滞に巻き込まれ、タイヤが適正温度でない状態でのタイムアタックをせざるを得なかった。
その中、トモアキ選手はGYタイヤ勢2位となり、大阪トヨタとしては最高順位、14位タイのタイムをマーク。
アウトラップの渋滞さえ無ければ、充分に1桁の順位、GYタイヤ勢では1位の位置が取れていただけに、非常に悔しい思いを残す結果となった。
エンジニアは、予選結果を踏まえて決勝に向け頭を切り替え、すぐに決勝用の準備に取り掛かり、今回、86レース用工程管理ボードの活用もあり回数を重ねるたびにレースウイークの仕事の進め方を理解し、また、大阪トヨタの名誉の為に最大の事前準備で決勝に臨むこととなった。
4月26日(日)予選
早朝より、新人エンジニアを含めた総勢約60名の大応援団が駆け付けた。
決勝レース前の貴重な時間にも関わらず、トモアキ選手は、新人社員や応援者に向け、レースの楽しさや車のメカニズム等を講演し、応援の皆さんを楽しませてくれた。 後の新入社員アンケートには、車に関するエンジニア達それぞれの熱い想いが記され、研修の一環として行った講演会もたいへん好評だった。
決勝レースは中位からスタートをするも、タイヤのグリップが3周目で無くなり、コースに留まることも危うい状態で、ブリジストン・ヨコハマタイヤ勢に猛追される結果となり、順位を落とすもののGYタイヤ勢2位をキープ、そのままチェッカーを受ける。
チーム コメント
前回苦しかったブレーキのセットについては、ディクセル様の協力により、難なくクリアすることができました。
練習してきたボデーとタイヤのセッティングではなく、より上位を狙ったタイヤセットの選択 (練習メニューで試していなかった)で決勝に臨んだ点では、タイヤの使い方に課題が残るかたちとなり、 一つ一つの小さい積み重ねが結果に繋がることを実感しました。
レースウイーク初日、今回、新しいエンジニア2名の参加と限られた時間で効率良く作業をする事を目的とし、 工程管理板を導入し、レーススケジュール管理を行う試みをしました。
エンジニア歴10年になる松屋町店泰永さんですが、初日からてきぱきと作業をこなしていくものの、 「初めてのことばかりで、自分がどの位い貢献できているのか全く分からず、作業をこなすことで精一杯でした。」
と小坂田チーフエンジニアに本音を語りながらも、レース活動の中に本来のエンジニアの責任を再認識していました。
車のセッティングは、初日からオーバーステア気味の症状が出て、色々セットを変更するも、納得のいくセッティングができず明日の練習に持ち越すカタチとなった。
4月24日(金)予選前日
前日の、オーバーステア気味のセッティングを何とかしたいという思いで、再度、足廻りのセット見直し、 タイヤのセット見直し、アライメントの確認と、少しでもオーバーステアを解消する調整を行いました。
その結果、GYタイヤ勢の中では、トップクラスのタイムを叩き出し、他社タイヤ勢に引けを取らないタイムで、明日の予選に挑むかたちとなった。
夕方には、昨年から続けて一緒に86レースを戦っている和歌山トヨタ自動車殿(クラブマンクラス出場) と懇親会を兼ねて合同の86ミーティングが行われ、ハチロク談義が始まる。
トモアキ選手が和歌山トヨタ社員の西本選手にドライビングアドバイスを伝授、メンテナンス等の話しにも花が咲き、 チームスタッフ全員が気持ちを切り替え予選に臨むこととなる。
4月25日(土)予選
例年では、ピットにとどまり自分のタイミングで予選タイムアタックに入るのだが、今年度は順次コースインするルールに変更となる。
その為、タイヤ・ブレーキを温めるアウトラップ(ウォーミングアップ走行)で渋滞に巻き込まれ、タイヤが適正温度でない状態でのタイムアタックをせざるを得なかった。
その中、トモアキ選手はGYタイヤ勢2位となり、大阪トヨタとしては最高順位、14位タイのタイムをマーク。
アウトラップの渋滞さえ無ければ、充分に1桁の順位、GYタイヤ勢では1位の位置が取れていただけに、非常に悔しい思いを残す結果となった。
エンジニアは、予選結果を踏まえて決勝に向け頭を切り替え、すぐに決勝用の準備に取り掛かり、今回、86レース用工程管理ボードの活用もあり回数を重ねるたびにレースウイークの仕事の進め方を理解し、また、大阪トヨタの名誉の為に最大の事前準備で決勝に臨むこととなった。
4月26日(日)予選
早朝より、新人エンジニアを含めた総勢約60名の大応援団が駆け付けた。
決勝レース前の貴重な時間にも関わらず、トモアキ選手は、新人社員や応援者に向け、レースの楽しさや車のメカニズム等を講演し、応援の皆さんを楽しませてくれた。 後の新入社員アンケートには、車に関するエンジニア達それぞれの熱い想いが記され、研修の一環として行った講演会もたいへん好評だった。
決勝レースは中位からスタートをするも、タイヤのグリップが3周目で無くなり、コースに留まることも危うい状態で、ブリジストン・ヨコハマタイヤ勢に猛追される結果となり、順位を落とすもののGYタイヤ勢2位をキープ、そのままチェッカーを受ける。
チーム コメント
前回苦しかったブレーキのセットについては、ディクセル様の協力により、難なくクリアすることができました。
練習してきたボデーとタイヤのセッティングではなく、より上位を狙ったタイヤセットの選択 (練習メニューで試していなかった)で決勝に臨んだ点では、タイヤの使い方に課題が残るかたちとなり、 一つ一つの小さい積み重ねが結果に繋がることを実感しました。